なぜ新聞はつまらないのか?

 11日夕方、例によって、夕刊フジのコラム「花田起凱の天下の暴論」を読む。

 題して「劣化激しい『毎日』『朝日』の社説」。例によって「左翼的主張だ」と文句をつけている。まあ、花田さんとは意見が合わない。

 でも、今回、花田さんが“まくら”に使った評論家・日下公人さんの指摘は、まったく同感である。

 引用する。

 「なぜ、新聞はつまらないのか、もう20年も前、日下公人さんがこんなことを言っていた。

 ①最近の新聞は取材力が衰えている。取材力不足のまま報道する。

 ②だから報道に迫力がない。迫力がないから解説に逃げる。

 ③勉強不足だから解説も道徳論に逃げる。

 ④道徳論も結論を言うのは勇気がいるから、一般的な願望を述べるに終わる」

 まさに、その通りだ! だから、新聞はつまらない。

 全ては取材力だ! 取材力がなければ、勝負にならない。

 その上で、編集幹部の「勇気」が全てある。

 後輩の皆さん、精進されたし!

 <何だか分からない今日の名文句>    

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