週刊現代「海老蔵・祇園スキャンダル」の愚

 14日は朝、週刊現代を購入した。「スクープ!全真相  市川海老蔵『京都・祇園で女性問題』」という見出しが気になったから。

 このブログ(「牧太郎の二代目日本魁新聞社」9月20日)で、「海老藏スキャンダルがないことをただ祈る!」と書いていた。妻・小林麻央の闘病は国民的なニュースになっているのに、変なスキャンダルが出てきたら始末が悪い。

 で、このブログでは……

 今の海老藏が好きだ。男らしい。

 願わくば、変なスキャンダルに巻き込まれないように!と思ったりする。

 中村橋之助の不倫が出たりして……週刊誌にタレ込む「悲しい奴」がいるんだから。

 海老藏も「京の芸妓」とは親しい方だったから……そんなことはないと思うが(競馬場で「親密」を目撃したこともあるので)……海老さま、自重してくれ!……と書いていた。

 だから「週刊現代」が何を書いているか?気になったが……何のことはない。

 昔の話だし、噂話の域を超えていない。第一、海老蔵は「妻のガン」を公表して以来、祇園に遊びに行っていない。はっきり言えば、今回の週刊現代は「三流のスキャンダル」ではないか?

 大体、役者と舞妓の「色悪」を批判するなんて、野暮じゃないか!

 発売中の月刊「毎日フォーラム」11月号の時評「牧太郎の信じよう!復活ニッポン」で“週刊誌の愚”を指摘した。(「 浮気は楽しい悪徳? 週刊誌の『不倫撲滅キャンペーン』に異議あり」

 役者は幼い頃から、お茶屋に行く。芸者から“女性”を学ぶ。 芸者は役者から“芸事”を学ぶ。そう言う世界だ。

 週刊現代さん、海老蔵スキャンダルはこのくらいにしたら(笑)

 夜は昔の仲間と5人で「人形町・京和」。二人は大阪、名古屋からやって来てくれて……昔のように、大きな声で議論し、罵り合い、楽しい一夜だった。

<何だか分からない今日の名文句> 

役者と芸者は芸の双子