「主犯が自殺?」の静岡・看護師遺体事件。警察は「何か」を隠している

 浜松市浜北区の看護師内山茉由子さんが犠牲となった死体遺棄事件。3人目の容疑者「職業不詳、芥川豊史容疑者(39)」が自殺した……と発表されているが、どうにも、腑に落ちない。

 疑問①静岡県警は16日、「第三の男」を逮捕監禁容疑で指名手配した。ところが、その「第三の男」は新潟市内のホテルで遺体で見つかっていた。検視した新潟県警から静岡県警に連絡があったのは18日。自殺したのは何と「14日夜」だった。

 つまり、指名手配される前に「第三の男」は自殺していたことになる。

 まず、この時系列がおかしい。普通に考えれば、容疑者の自殺を知って、警察は慌てて「指名手配」した!と見るべきではないか?

 しかも、警察の発表は19日午後である。国民がW杯で夢中になっている「時間」を選んでいる。

 警察は「何か」を隠している。

 疑問②動機がまるで分からない。芥川容疑者が、インターネットの掲示板で「監禁の仕事」を持ちかけて、3人は5月26日、JR浜松駅に集合し、近くのカラオケ店に立ち寄った。そこで、打ち合わせたようだが、一番の疑問は、三人とも「内山さんと面識がない」と言うことだ。

 この闇サイトの書き込みは「金を稼げる話がある」という趣旨のもの。二人は「50万円の儲け話だった」と話しているらしい。

 「面識のない女性」を連れ出すのに50万円?

 そんな馬鹿げた動機なんてあり得ない。

 警察は「何か」を隠している。

 勝手に推理した。

 この事件には「本当の主犯X」がいる。「内山さんをどうしても監禁したい男・X」が存在した、と見るべきだ。

 「第三の男」芥川容疑者は、ちっぽけな事件で逮捕されたこともあるチンピラ? 自殺なんてしない。 少なくとも、指名手配される前に、自殺しないだろう。

 奴は殺された!と僕は推理している。

 ともかく、警察は「何か」を隠している。

<何だか分からない今日の名文句>

頑張れ!事件記者!