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「桜を見る会前夜祭」の供応事件で安倍晋三前首相は「共同正犯」で起訴されるべきだ!

 昨日12月22日発売のサンデー毎日の年末年始合併号【牧太郎の青い空白い雲/797回・2021年大予想③トランプはホワイトハウスから刑務所に!】では「桜の見る会」疑惑を追及した。
 
 <検察は信用出来ない。誰かが、読売、朝日の二つの新聞に「捜査の秘密」をリークして「疑惑は解明した。でも、裁判をするほどの事件ではなかった」というメッセージを送る。“出来レース”だろう。検察は「時の権力者」の犯罪に手をつけない。だから、信頼出来ないのだ>と指摘した。
 
 偶然!とは思うが、そのサンデー毎日発売日の22日、特捜部は疑惑の中心人物・安倍晋三前首相を任意で事情聴取した。
 
 安倍さんは国会などで「ホテル側が設定した額を参加者が払った。事務所や後援会の収入、支出は一切ない」と述べ、政治資金収支報告書への記載は不要と説明してきたが、この日の事情聴取では「実は、何も知らなかった」と言ったらしい。
 
 で、筋書き通り、特捜部は「第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)罪で略式起訴」。安倍さんは不起訴になるのだろう。
 
 出来レースだ!
 
 はっきり言って、コレは「有権者に対する供応」。地元の有権者を「桜を見る会」に招待すること自体、犯罪だ。
 
 しかも、このカネ、どこから出たのか?多分、官邸機密費だろう。
 
 罪深い犯罪だ。安倍さんは「共同正犯」で起訴されるべきだ。
 
 「共同正犯」とは「二人以上共同して犯罪を実行」すること。共同正犯においては,共同者各自が,実行行為の一部を分担し合うことによって,分担していない部分を補充し合っていることから, 他人の分担部分についても罪責を負わされる。「一部実行全部責任の原則」を特捜部は知らないのか!(笑)
 
 サンデー毎日の今週号には、他にも、ぜひ、読んでもらいたいページがある。
 
 【下山進の「2050年のメディア」第41回 検察と政治「伝説の検察記者」は記者クラブに所属せず】である。
 
 僕が(後輩だけど)尊敬する「村山治記者」のことを書いている。
 
 ぜひ、読んでくれ!
 
 
<何だか分からない今日の名文句>
 
大山鳴動して鼠一匹!