Category Archives: 編集長ヘッドライン日記

抜糸が終われば気分も変わる?

 子俣子之三先生の夢を見た。日大一高の国語教師。俳句の名人で、演劇にも詳しいかった。何故、子俣先生の夢を見たのか?

 一つは、肺がんの手術をした頃から、頻りに「若い時のこと」を思い出している。もう一つは、大橋巨泉先輩の闘病が気になっているからだろう。子俣先生は大橋先輩の俳句の腕を見込んで「巨泉」と名ずけた。そう言えば、子俣先生自身は「草鳥」という名前を持っていたような記憶がある。

 懐かしいなあ。五十年以前のことを思い出すなんて。巨泉先輩のお陰かも知れない。

 当時の教師の渾名を次々に思い出した。国語の伊藤先生と佐藤先生は「大熊、小熊」。二人は親友だった。「ショウボウカマキリ」という渾名もあった。数学の青木先生。キラキラの眼鏡がカマキリのようで、ショウボウ(消防)というのは、ベルが鳴ると、すぐ教壇に上がるからだった。「チャイナ」「ゲンバク」「デンキナマズ」「コントラ」……次々に思い出す。ご健在だろうか?

 それにしても、手術をやってから、当方、精神的に力不足?何を聞いても「ご尤も」で「物書き」として、批判能力が欠如している。デスクの言い分に、素直に「ご無理ご尤も」で片ずけている「弱さ」。どうしたら良いのか?

 退院から二週間。今日7月1日、抜糸をする予定。気分が変わるのを期待しているのだが。

 そうそう、大嫌いな小池百合子が東京都知事選に出馬?陰に、小泉元首相!ともっぱらの噂。

<何だか分からない今日の名文句>

 元首相は「原発ゼロ」なら誰でも応援