Author Archives: 牧 太郎

「大馬鹿野郎」になっちゃった(笑)

 10日の日曜日、やっと暇になったので、一週間ぶりに、ツイッターを覗いてみたら……橋下大阪市長の「つぶやき」に「大馬鹿野郎の牧太郎」というクダリがあるのに気づいた。
 「毎日新聞は社をあげて、もう少し論理、ロジックと言うものを勉強しなさい。今までは前ふり。一番言いたかったのは大馬鹿野郎の牧太郎と言う編集委員についてだ」で始まる、痛烈な牧太郎批判だった。(7日午前8時ごろ)
 2月5日の毎日新聞夕刊コラム「大きな声では言えないが・自殺には『謎』が残る」に対する論評である。
 読んでいただければ幸いだが……芥川龍之介の遺書を題材に「自殺の動機」は複雑だ、という「素朴な人生観」を書いたものである。
 物書きは「書いたものが全て」だから、どう言われようと、文句は言えない。読者の指摘で、改めて勉強する。
 だから、見当違いのイチャモンでも我慢する。むしろ、話題になって、喜ばしいこともある。(このコラムには「同感だ!」という読者の意見が多かった)
 忙しい橋下さんに読んでもらったのは光栄である。批判も、ありがたい。
 でも、本音を言えば……もう少し「品位」を持って貶してくれれば良かった。
 「たかだか編集委員」「いくら頭が悪くても、文春のような週刊誌とは違うだろ!」「曽野綾子氏のようなひねくれた文章を書くな」と……小生と関係ないところまで類が及ぶ。
 小生が「大馬鹿野郎」だとしても「立派な編集委員」はたくさん居る……これでは「職業」に対する差別じゃないか?
 週刊誌を貶め、曽野綾子さんを貶める必要はない。(小生は「週刊誌が新聞より下!」なんて一度も考えたことはない。問題は報道する「中身」だ)
 まあ、喧嘩を売って、コトの「核心」を覆い隠すのが「橋下流」と心得ているから……その手には乗らない。
 それにしても、橋下さん、焦っているのかしら。
 橋下さんは、少なくとも「期待するリーダーの一人」だから……不安である。

<何だか分からない今日の名文句>
負の批判