ミスターのために、妻・長嶋亜希子さんは熊本の「弊立神宮」に参拝していた

 この一週間、新聞も、テレビも、週刊誌を「長嶋茂雄」一色。

 直接、長嶋さんと会ったことがない人も、野球に詳しくない人も「ミスターの思い出」を話す。

 こんなことは今まで無かった。(石原裕次郎が亡くなった時、美空ひばりが亡くなった時、昭和天皇が逝去された時も「大騒ぎ」になったけど……)

 日本人の多くが「家族同様」に思っているのだろう。

 金曜日(6日)初めてお会いした「大事な方」との会話でも「長嶋さん」が話題になった。

 このお方から全く知らながった「新事実」を教えて貰った。

 18年前に先立たれた妻・長嶋亜希子さんのことだ。

 亜希子さんは、華やかな世界の影で、夫を支え続けた賢夫人。でも、ここ数日の報道では「亜希子さんの存在」をメディアはほとんど言及しない。で、すっかり、忘れていた。

 「亜希子さんは何度か熊本の弊立神宮を参拝されていた」と言うのだ。

 この神宮は、神武天皇の孫である健磐龍命が、阿蘇に下向した際この地で休憩し、眺めがとても良い場所であると、弊帛を立て天神地祇を祀ったという。

 意外だった。

 長嶋さんと亜希子さんの結婚式は東京・渋谷区南平台にあったカトリック渋谷教会で起こなわれた。カトリック教会での挙式は、通常、少なくとも一方(あるいは双方)がカトリック信者であることが前提。亜希子さんはカトリック信者だったはずだ。

 (インターネット上で「エホバの証人の信者だったのではないか」という噂が流されたこともある)

 そんな彼女が「夫のため」「家族のため」神社に参拝していた。これは「新事実」である。

 (念のため、長男の長嶋一茂は「お袋がカトリックだったの。僕も小学校、いやもっと前かな?幼稚園ぐらいの時に洗礼を受けているんですよ」と話している)

 亜希子さんの実家(西村家)の本籍は鹿児島。だから阿蘇の神社に縁があるのか? 分からない。

 当分「長嶋情報」が満載になるだろう。

 「遺骨」は何処に……亜希子さんの墓はハワイにあるらしいが……。

<何だか分からない今日の名文句>

「天才」だって神頼り