野党共闘が勝った杉並区長選。共産党が大健闘した「区議補選」!

 昨日(6月21日)のブログで「参院選のキーワードは『僅差』!」と書いたが「もしかして」と思いそうな気分だ。

 20日開票された東京都杉並区の区長選挙。自公がバックアップした現職の田中良さん(当選3回)が、野党統一候補の岸本聡子さんに約190票差で敗れた。

 野党が「僅差」で勝った。番狂わせ、である。(自身の参院選を横に置いて、区長選の最終場面で、山本太郎、水道橋博士、長谷川ういこ、よだかれん……という「れいわ新選組」の面々が「献身的支援」したのがモノを言った!という見方もあったらしいが)

 もしかして、お上の「物価高対策無策」に、国民の怒りのマグマがたまっているのかも知れない。

 実は、区長選と一緒に行われた区議補選。当選したのは自民党候補の新人だったが、前回2018年の区議補選の時に獲得した自民党候補の合計得票は4万3000票から1万6000票も減らした。(区議補選には自民、立憲民主、共産、日本維新の会、都民ファーストの会の公認候補ほか、無所属も含む9人が立候補)

 しかも、二位は共産党候補だった。

 杉並区の人口は約58万人。大票田だ。

 そこで、自民党の体たらく。

 今日22日公示の参院選も、面白いかも知れない。

 勝敗の鍵は、投票率だけである。

<何だか分からない今日の名文句>

寝た子には

GoTo選挙と言わぬ国

(埼玉県 金子雄一さん)