大物スターの訃報が一ヶ月以上も遅れるのは何故?

 18日の夜、聞かされた「田村正和の訃報」はーー。

 <テレビドラマ「古畑任三郎」シリーズなどで知られる俳優の田村正和さんが4月3日、心不全のため死去していたことが(5月)18日、分かった。77歳。葬儀は親族で営んだ>

 体調不良で表舞台から姿を消している!と聞いていたが……残念である。

 でも、メディアはこの「大スターの死」を1ヶ月以上も知らなかったのか?不思議だ。

 最近は「静かに送りたい」と言う遺族の意向で、訃報は「葬儀が終わってから」というケースが多いが、これは「遅すぎる」。

 ご本人の意向だとしても、新聞、テレビはいち早く報道すべきだ。

 僕が現役だった頃、「大物の死」を抜かれたら、ボロクソに言われたものだ。

 (駆け出しの新潟支局時代、夜になると、ご高齢の世界的な医学者の「ご機嫌」を確かめてから、帰宅した)

 ひょっとすると、最近の記者さんは大スターとの「深い付き合い」を拒否しているのかな?

 「密着取材」が記者の努めなのに。ちょっぴり、寂しいな。   

 ひょっとすると、ファンも知らずに大スターが次々に逝ってしまっているのかも?

 これも寂しいな

 

<何だか分からない今日の名文句>

「空いっぱいの」

(田村さんの「持ち歌」)