今日は、今上天皇による「反長州の易姓革命」が成立した瞬間!

 今日、2019年4月30日「平成」は終わる。

 つまり、今日、今上天皇(明日から「上皇」になられる)による「御代替わり」という「革命」が達成された瞬間である。

 共産党も、過激派も、なし得なかった「革命」を今上天皇が美智子皇后の協力を得て、達成された。

 今日、2019年4月30日は革命記念日なのだ!

 なぜ「革命」なのか? 説明しよう。

 古代中国、孟子の儒教は「王朝の交代」を「革命」と捉えていた。

 天は己に成り代わって王朝に地上を治めさせる。しかし、徳を失った「現在の王朝」に、天が見切りをつけた瞬間、革命(天命を革める)が起きる。

 それを悟って、君主(天子、即ち天の子)が自ら位を譲るのを禅譲。武力によって追放されることを放伐と言った。前者が無血革命。後者が武力革命である。

 前王朝(とその王族)が徳を失い、新たな徳を備えた一族が新王朝を立てる。これを「易姓革命」と言う。

 つまり「姓が易わる」ということが革命なのだ!

 「血統の断絶」ではなく「徳の断絶」が易姓革命の根拠。だから「易姓革命」は人民の支持を得た。

 この「易姓革命」を恐れたのが、明治政府(つまり「長州」)である。

 江戸時代まで「改元」は比較的頻繁に行われていたが、明治政府は「一世一元」を定めた。天皇崩御以外の「改元」を禁止したのだ。明治、大正、昭和、全て「一世一元」だった。

 明治政府が自らの支配体制を永続させるため「改元」を制限。天皇による「御代替わり」まで否定してきた。

 その「長州」支配体制に抵抗されたのが「革命家」の今上天皇である。

 民間から「お妃」を選んだ。革命だった。

 美智子様は、子供達を自ら育てた。革命だった。

 お二人は、再三、災害被災地に赴き、床に膝を降り、民と同じ目線で話された。まさに「革命」である。

 そして、最期は「生前退位」という大革命だった。

 天皇が自ら「一世一元」を全面否定した。自らの健康状態を理由に生前退位を主張された。

 「天皇」の名前を勝手に利用して、軍国主義に突っ走る「長州支配」に抵抗された。

 天皇家は「長州の言いなり」ではない!と宣言された。

 これで、長州支配体制が崩れる可能性が出てきたのではないか?

 安倍首相は「天皇の革命」に驚き、策を講じた。

 新元号に「天皇の関与」を奪い「漢籍ではない革命的元号」をアピールして「長州政権」の力を誇示した。

 「平和主義(護憲)の天皇家」と「軍国主義(改憲)の長州政権」の戦いは始まったばかりなのかも知れない。

 (一部に「天皇と上皇が同時に存在するので、天皇家の権威が分散する!」という説もあるが、現時点では「天皇家」は一体化している)

 「革命」を目指す天皇家に対する圧力は並半端ではない。

 ( お茶の水女子大付属中学校で秋篠宮家の長男悠仁さまの机に果物ナイフが置かれていた事件も「天皇家の革命」と「安倍政権の反革命」の対立と無縁ではないだろう)

 天皇家は「長州の圧力」と戦わざるを得ないのだろう。

 「平成」の終わりは「全ての始まり!」ではないか?

 (さて、29日の日記。急に「昭和」が懐かしくなり、浅草の「ヨーロー堂」で「木村好夫・演歌ギターの全て」のCDを買う。3800円)

 

<何だか分からない今日の名文句>

上皇・天皇コンビは「平和の象徴」