何故「有馬記念」で“働き過ぎ”のキセキを応援するのか?

 今日も、有馬記念。

 昨日<スポニチから、例によって「有馬記念エッセイ」の注文が来た。予想も書け!というので、僕は川田のキセキを選んだ>と書いたら、友人から、なぜ、キセキなのか?と聞かれた。

 秋、毎日王冠(三着)→天皇賞秋(三着)→ジャパンカップ(二着)。働きすぎで、もうマトモに走れないだろう!と言うのだ。

 そうかも知れない。

 でも、キセキを応援したい。

 理由その①

 キセキの生産牧場が下河辺牧場だからだ。大レースの優勝馬はほとんど「ノーザンファーム」。18億円も稼いでいる。「今回もノーザン」と誰もが信じている。(有力馬は全て「ノーザン」)それが嫌なんだ。「社台の寡占」が嫌なんだ。

 理由その②

 外国人騎手でないこと。川田は、キセキのスタミナを生かし、絶妙のラップを踏む。外国人騎手に太刀打ち出来るのは川田だけ?

 理由その③

 キセキはジャパンカップで消耗した。でも「平成17年の有馬」を思い出してくれ!。この年、ジャパンCは、アルカセットが「2分22秒1」のタイムレコードで圧勝した。その時の2着馬がハーツクライ。

 ハーツクライは「有馬記念」で、名馬(三冠馬)デープインパクトを破った。

 キセキもジャパンカップで、アーモンドアイの驚異の「2分20秒6」の二着。0・3秒の差で頑張った。

 他にも、理由はあるけど……兎も角、毎日王冠、天皇賞秋、ジャパンカップで、いつも馬券に絡んで、儲けさせてくれたキセキを見捨てる訳には行かない!

 <何だか分からない今日の名文句>

奇蹟(miracle)とは「超自然」のこと