「役人は再就職するな!」ということなのか?

 文部科学省が2015年、早稲田大に再就職した元幹部61歳の「天下り」をあっせんした疑いがある、という騒ぎ。何で今更!という感じである。

 なぜ、文部科学省 なのか?なぜ、早稲田大学なのか? 国家公務員法に抵触する、と政府の再就職等監視委員会は言うが、この程度の「違反」は全省庁にある。こんなことに目クジを立てていたら、役人は再就職出来ず、税金も払わなくなる。60歳で仕事が無くなったら、どうするんだ!

 なぜ、文部科学省が狙い撃ちされるのか?おかしいぞ!その文科省元高等教育局長は15年8月に退職し、同年10月に早稲田大の教授に就任している。確かに「天下り=再就職」だ。

 しかし、その人物は「大学が学生に教えてもらいたい分野」の専門家である。大学で働いて貰いたい人物である。事実、働いている。

 不動産会社など民間会社に「働かない顧問」に天下りするのとは訳が違う。これは「給料泥棒」である。

 日本大学と早稲田大学への補助金が高い!という指摘もあるが、それは別の話だ。(学生数が大きいから当然!という向きもある)

 ともかく、おかしいぞ!何かあるぞ?別に「隠さなければならない巨悪」があるんだろう。

<何だか分からない今日の名文句>

悪い天下り、良い再就職!