なぜ、オリンピックの時期に「天皇のお気持ち」?

今日5日、リオ五輪開幕!

 その前日、日本では「天皇陛下の“生前退位”を巡り、宮内庁は陛下がお気持ちを述べられる姿を収録したビデオ映像を8日に公表する」というニュースが流れた。

 なぜ、この時期なのか???

 オリンピックは、8日、日本のお家芸、柔道などが行われる。オリンピック一色になっている時、異例の「天皇のお気持ち」を流す。

 陛下のビデオによるメッセージは英語にも翻訳し、8日中に宮内庁のホームページで視聴できるようにするらしいが、国民は、オリンピック一色の時期に、どのくらい関心を示すか?

 ちょっと気になる記事が週刊文春に載っている。

 「天皇生前退位に日本会議が猛反発」。

 日本会議は、生前退位の「お気持ち」が表明されれば憲法に抵触する、という考えだという。

 ご存知のように「日本会議」は安倍内閣を使って、憲法を改正して、行く行く、日本を全体主義国家にする立場である。(防衛大臣に「日本会議」推薦の女性が就任する「ご時世」だ)

 安保法制などで、憲法違反を繰り返す「安倍内閣+日本会議」が陛下のご意思に対し「憲法に抵触する」なんて言えるのか?

 そんな中、読売新聞社の緊急全国世論調査。安倍内閣の支持率は55%で、前回調査(7月11~12日)の53%からほぼ横ばい。相変わらず、支持率が高い。(不支持率は32%)

 複雑な思いだ。

<何だか分からない今日の名文句>  

某週刊誌は「日本会議」の広報部(笑)