笠原が話し出した「声出し」ゲーム

 もう一度「巨人は公式戦を辞退すべき!」と書きたい。

 野球賭博で無期失格処分を受けた笠原が「洗いざらい」話し出している。

 例の「声出し」。

 投手と野手に分かれて行われる試合前の円陣で「声出し」と呼ばれる発声を担当した選手が、試合に勝てば全員から5千円を受け取り、負ければ全員に千円ずつを支払う。1軍登録メンバーは投手が12人、野手が16人程度。それぞれ約6万円、約8万円が動く。

 連勝中は声出しの担当者は変わらないから、勝ち続ければ受け取る総額は大きくなる。

 これは間違いなく「博打」だ。小さなことではない。

 その他……掛けトランプ、高校野球のトトカルチョ。練習中の「ヘビ」(失策したら金を払う)。

 巨人の選手は博打ばかりの生活である。

 ナベツネ読売新聞は「小さな物事」にしてしうつもりだが……安易に考えていると大火事になるぞ!

 重ねて言う。

 高校野球は部員の個人的な不祥事で、甲子園を辞退させられる。全体主義の犠牲? 青春を台無しにする。

 なぜ、巨人は平気で公式戦に出るのか?

 あまりに不公平だ!

<何だか分からない今日の名文句>

小家から火を出す