NHKは権力に負け「右向け右!」

 

 13日のNHKスペシャル。

 共産党の志位さんが、河野克俊統合幕僚長と米軍幹部との会談記録を取り上げると……自民党の高村副総裁は答えに詰まる。

 安保法案成立を自衛隊が米軍に約束した文書。安保法案が日本人の安全のためではなく、アメリカのため!という、言わば「証拠文書」。

 政府・自民党には「不利な質問」だ。

 すると、NHKの島田さんが「ここは国会じゃないですから」って、志位質問をさえ切る。

 国会で問題になったテーマは話すな!と言うことなのか?

 「仕切り」がおかしい。

 防衛省は7日、鴻池祥肇委員長に対し「省内にはなかった」と報告。逃げようとした「問題の資料」だ。

 政府関係者は「あるけれど、あるといえない」と言っている。「ある」と言えば、米軍の意図、情報収集能力などが公になる。下手をすると、外交問題に発展するかも知れない……と勘違いして、事実を隠そうとしている。

 NHKに誰かが「この問題をテーマにするな!」と命令したのではあるまいか?

 どうも、NHKはこのところ、おかしい。

 毎日新聞の今日(14日)の夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」は、NHKの皆さんに「権力に負けるな!」という思いを込めて書いた。 

 見出しは「NHKは『右向け右!』」。

 読んでくれ!

 気になっていた山形市長選。予想取り、大激戦になった。

 「安保法案」に一言も触れない、自公推薦の元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が勝った。

 「安保法案反対」の元防衛省職員の梅津庸成氏(48)は準備が二ヶ月だったのに(四年間準備した)佐藤氏を、ここまで追い詰めるとは?善戦である。

 

   佐藤孝弘(39)無新 56,369

  ▽梅津庸成(48)無新 54,596

   五十嵐右二(64)無新 3,737

 

 ちょっぴり、残念だが、安倍さんは一時、真っ青だったろう。

 今週は、安保法案が強行採決されるか? まさに正念場。

 どういう結果になろうとも、最後まで、日本人の一人として、平和を守るため、叫び続ける!

 後世、「何もしなかった奴」と言われないために。

 

 <何だか分からない今日の名文句>

 諦めない、諦めない、僕は諦めない

 ガンジーは言った。

「明日死ぬかのように生きよ。

永遠に生きるかのように学べ」

アインシュタインは言った。

「人生とは自転車のようなものだ。

倒れないようにするには

走らなければならない」