日本の極秘情報は筒抜けなのだ!

国家権力による盗聴は国民から「通信の自由」を奪う!と思っている。

 昨日のブログでは、17日の毎日新聞夕刊「牧太郎の大きな声では言えないが・通信傍受法改正案の『暗黒』」読んでくれ!と書いた。

 「盗聴」は暗黒時代の始まりだ。

 いま、アメリカでは、米国家安全保障局(NSA)による盗聴事件が大騒ぎになっている。

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)は15日、米国家安全保障局(NSA)による国内インターネット通信の傍受活動に、米通信大手AT&Tが長年にわたり協力していた!と報じた。

 NSAの機密文書によれば、AT&Tは、国内のネットワークを通じてやりとりされた数十億の電子メールへのアクセス権限をNSAに与えていたという。

 多くの人間が盗聴にあっている。権力の組織的犯罪は限りない。

 NSAは、日本でも、盗聴を続けているのだろう。少なくとも、2006年〜2007年までの間に、VIP回線、例えば、 内閣府、日銀、経済産業省、三菱商事、三井物産の化石燃料部門など、35回線を盗聴していたことが明らかになっている。

 2007年、温室効果ガス排出削減目標に関する首相官邸での極秘の話し合いが、アメリカ側に漏れていた。日本の極秘情報は筒抜けなのだ。

 これは、同盟国・日本に対する「裏切り」だ。

 何故、安倍内閣は徹底的に事実を解明しないのか?

 何故、メディアは積極的に報道しないのか?

 アメリカには、文句が言えない「間柄」なのか?

 あるいは、盗聴法改正案が通過するまで「アメリカの盗聴事件」を隠しているのか?

 そのアメリカの「間違った戦争」の後始末に、参戦するために法律を成立させよう!と必死な安倍さん。

 日本は「普通じゃない国」だ。

<何だか分からない今日の名文句>

同盟国のルールは一つだけ

ルールなどないのがルールだ(笑)