「弾圧」が始まっている

 若者は「憲法」「特定秘密」「集団的自衛権」に関心を持たない!という「定説」は誤っているように思う。
 22日に東京・都立大学近くで「若者憲法集会」が開かれた。(学生九条の会ネットワーク主催)
 憲法九条を守ろうとする学生は確実に増えている。
 反政府運動をすべて無視しているNHKも、この集会、デモは報道した。
 NHKに、民放各社に、新聞各社に「なぜ、安倍批判のデモを報道しないのか?」と抗議しよう。
 安倍独裁と対決するには、世論の後押しがなければならない。
 政府は「世論」が怖い。だから、言論弾圧に乗り出す。
 各地で「弾圧」が起こっている。
 例えば、法政大学文化連盟委員長・武田雄飛丸君(国文3年)への逮捕(5月13日)・起訴(6月3日)。
 4・25法大集会。大学当局による外濠校舎門の封鎖に抗議した学生の行動を違法と判断。法大当局と警察が「器物損壊」で彼を逮捕した。
 これが不当逮捕かどうか?は、意見が分かれるとお頃だが、今、全国の大学では「政府に反対する集会」をすべて許可しようとしない。
 事実上の「集会の自由」を制限している。
 異常なことである。
 沖縄大学でも、同じようなことが起こっている。
 学生自治会委員長・赤嶺知晃君(法経2年)に対する「訓告」処分。(6月4日)。
 キャンパスで学生たちが「戦争・改憲反対」の集会を行ったら「学内の秩序を乱した」ということになるのか?
 各地で「弾圧」が始まっている。
 公明党は「政教分離に違反している」と脅され、自民党の言いなりになりそうな気配である。
 悪魔の「閣議決定」……このままでは、日本は「戦争をする国」になってしまう。
 ちょっぴり、絶望的な思い。
 サッカーも……最後まで、頑張るだろうから……とは思うが……最後は世論だ!
 日本の正念場は今週も続く。

<何だか分からない今日の名文句>
絶望は愚か者の結論なり