心に”ギブス”があるようで

 19日、整形外科外来で、右手のギブスが外れた。ただ、肘が腫れているので、アイスノンで冷やす。
 約一週間、右手を固定していたので、体のバランスが取れず、左の腰当たりに、また「別の痛み」を感じる。
 人体って、不思議だ。ちょっとしたバランスの掛け様で、歩けなくなったりする。
 人間関係のようなものだ。
 中澤マイケル先生の筋トレも、約1ヶ月、お休みすることにした。
 残念至極。ごめんなさい。
 午後、本来なら、休むわけには行かないJRA経営委員会だったが、お許しを得て、川崎市の親戚宅に病気見舞い。
 病院から「出来る限りを尽くしたが……これ以上」と他院を勧められた86歳。ガンが3箇所に転移して……「どうしても、タロウに会いたい!」と言っていると聞かされ、駆けつけた。
 何んで、これまで「ガンだ」と言わなかったんだ?
 腕が細く、痛々しい。
 人間って、弱い。本人も、周囲も、何も出来ない。
 猛烈に、寂しくて……心が締め付けられいるようだ。
 帰宅して、深夜、執筆。20日午前4時、薄紅色の頃、サンデー毎日の「青い空白い雲」を書き上げた。

<何だか分からない今日の名文句>
胡蝶の夢