新聞、雑誌を購読しない圧力?

 3日は爆弾低気圧。右半身マヒの当方、歩けない。立っていられない。瞬間最大風速40キロを超える「春の嵐」に……ただただ泣ける。
 企業が軒並み”早退”。駅売の夕刊が売れなくなる。火曜日夕刊の「牧太郎の大きな声では言えないが」を楽しみにしている人も夕刊を買いに行けない。(何人か読者が手紙で「月極で新聞を読む余裕はないが、駅売で読んでいます」と応援してくれている)
 それを考えると、ちょっぴり 残念!
 それにしても……「新聞の宅配制」の有難みを痛感する。新聞販売店は「情報のアンカーマン」だ。
 3日の毎日新聞社新入社員研修では「販売の力、工夫」にも触れた。
 昼飯時間が20分! というハードな日程だが、新入社員は真面目に聞いてくれた。(ちょっと真面目すぎる感じもしたが……)この中から「未来のスター記者」「未来の剛腕営業マン」が生まれると良いのだが……。
 それより、新聞社自体が苦しんでいる。ここ数年「生き残り戦争」に突入するだろう。
 御用新聞のY紙(失礼)、ニセ人権派のA紙(失礼)に負けないチカラを付けなくては……とにかく、戦争中の大政翼賛会的な情報操作が復活しかねないご時世。正義の毎日新聞が頑張らなくては……。
 役所が新聞、雑誌の購読料を節約する! という民主党政権の動きにも「危ういもの」を感じる。
 内閣府の場合、購読費に毎年1億4500万円を支払っているそうだが(これは確かに払いすぎ!と思うが)一律35%削減の掛け声が「まともな言論」に対する”兵糧攻め”になったとしたら……不安だ。
 毎日も、もちろんだが、朝日、読売、日経、産経など大新聞は安閑としているが、小さな言論機関が潰れるのを放置して良いのか?
 ネットがあれば良い! という意見もあるが、ネットを上手に使うことが苦手な人もいるし、権力がネット規制を始めるかも知れない。
 経営能力はもちろんだが「権力との距離感」が難しいご時世だ。
 今日4日は一転して青空。これから癌センターへ。
 例の肺の「すりガラス状陰影」のCT検査。何回、検査しても、ガンなのか、判断できず……日本晴れ! とは行かないが。

<何だか分からない今日の名文句>
新聞は「 読ませる工夫」「潰れない工夫」