「不吉な日」より「不吉な男」が?

 13日の金曜日。
 グレゴリオ暦では、1年の間に必ず1回以上、13日の金曜日が現れるから、特別、気にすることもないけど……やっぱり気になる「不吉な日」。
 (イタリアで不吉な日は「17日の金曜日」。スペイン語圏では「13日の火曜日」が不吉だそうだが)
 「13日の金曜日」を「幸運の日」と考える人もいる。
 フランスではこの日、宝くじの売り上げが急上昇する。
 であれば……これから、駅前に行って、ジャンボ宝くじを、3000円分、買い足すか?
 さて、「13日の金曜日」とは全く無関係な「いつも不吉な男」どもがいる。
 今、一番「不吉な男」は石破さんだろう。失礼ながら、人相が不吉?俗に言うと「三百眼」である。
 話す内容はもっと「不吉」。
 自民党の石破茂幹事長は11日、日本記者クラブで記者会見して、特定秘密保護法によって指定される「特定秘密」を報道機関が報道し、安全保障に影響が生じた場合には、記者らが罰せられる可能性がある、と話した。
 要するに「特定秘密の入手は構わないが、報道・発表は罰せられる!」ということ。
 特定秘密保護法は「報道、取材の自由に十分、配慮しなければならない」と規定しているが……これが「不吉な男」の本音。(まあ、逮捕されば、この法律の違憲性が裁判で争われ、好都合だが)
 流石に、石破さん、約一時間半後、記者団に「(法律は)公務員に重い守秘義務を課すものであり(特定秘密の内容を)報道しても何ら罪に問われない」と訂正したが……我々、国民にとって「毎日が不吉な日」になる気配である。

<何だか分からない 今日の名文句>
野田は日本初「13日の金曜日」組閣
(2012年1月13日)