10月8日 「憲法9条を持つ日本」が受賞したら

 7日、ノーベル物理学賞を日本人の三人が受賞した。(名城大の赤崎勇終身教授、名古屋大の天野浩教授、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授)。
 嬉しいじゃないか。
 占い師が言うには……家相も、地相も、方位も、日柄も……すべてが最悪で、悪事・災難が続く。所謂、八方塞がり?
 土砂崩れ、突風、火山噴火、大型台風、それに円安、諸物価値上がり……「八方塞がり」の日本だが……久しぶりの明るいニュースではないか?
 万歳!という気分だ。
 そこで、気になるのは、10日の発表されるノーベル平和賞。
 オスロ国際平和研究所(PRIO) が3日付で公表した受賞予測では「戦争放棄をうたった憲法9条をもつ日本国民」が278候補のうち、トップだという。
 その理由は……「この非侵略の誓いが、1946年(の憲法公布)以来、戦争を避けることができた大きな理由である。他国との武力衝突が一度もなかった戦後約70年間の歩みに果たした役割を評価する」
 同感!である。
 安倍政権が憲法9条の解釈を変え、集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしたことで「憲法9条」は、今、危機にある。
 まさに、平和国家は八方塞がり。
 だからこそ、世界から「平和憲法」は圧倒的に支持されるべきだ。
 果たして、受賞は可能か?
 もし、受賞したら「みっともない憲法ですよ」と吐き捨ている安倍さんは、受賞式に出て、どんなスピーチをするのか?
 もっとも、日本政府は、受賞しないように働きかけている、という噂もあるけど。

<何だか分からない今日の名文句>
日本は戦後70年間、戦争をせず
一人も殺さず、一人も戦死しなかった