軍事より復興だ

 今日9日のどんよりとした空模様。ちょっと寒い。
 テレビは連日のように「大震災から4年もの」。
 どれを見ても、復興はなかなか進まない、と訴えている。
 軍事費を大幅に削り、復興最優先、と思うのだが、安倍政権は間違っている。
 政府が被災地を支援しているーーなんて、うそだ。
 何も支援していない。
 支援しているとしても、納税者の我々が支援しているのだ。
 日本人は「納税者の意識」が薄い。
 日本の新聞は「経営危機に陥った銀行を政府が国有化」と書くが、アメリカの新聞は「銀行を納税者が救済する」と表現する。
 原発事故後に東京電力が実質国有化されたことを、イギリスの新聞は「日本の納税者は東電を救わざるを得なかった」と書いた。
 今、日本の納税者は復興より、軍拡を求めているのか?
 イスラム国と戦う諸国に20億ドルも支援したい!と思っているのか?
 報道は「納税者の意思」の視点から、されるべきだ。

<何だか分からない今日の名文句>
納税者の代表が詐欺師だったら