本気でトランプは大使館をエルサレムに移すの

  インフルエンザに掛かると、5日間ぐらい、安静にしなければならない!と聞かされたが、それよりも……30日になっても、身体がまだ痛い。加齢のせいなのか?

  で、週末は仕事場のベットで、トランプ大統領絡みのお勉強。

  トランプの「もっとも不安」な政策の一つは、テルアビブにあるアメリカ大使館を「エルサレムに移す」と主張していることだ。

  エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の「聖地」である。何時も、戦争の火種である。
だから、国連は「国際管理」の場所にしている。

  イスラエルは1967年の第三次中東戦争で占領した東エルサレムを含むエルサレム全体を首都と主張している。

  もちろん、国際社会はこれを認めておらず、各国は大使館を商業都市テルアビブに置いている。その一方で、パレスチナは、将来樹立する国家の首都に東エルサレムを想定している。

  そんな中で、トランプが大使館移転に踏み切れば、イスラエルの占領をアメリカが認めたことになり、国際社会を敵に回すことになる。

  反米テロは一段と激化する。トランプはその恐ろしさに気づいているのか?

  トランプ外交の指南役の一人は93歳のキッシンジャー!と見ているから、少し経ったら、キッシンジャーの「忠告」で、方向転換すると思うけど?

  罷り間違って、安倍さんがトランプ外交に「理解」を示したら、日本はテロの標的になる。

  気をつけてくれ!(トランプ外交については、明日31日発売のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲・93歳のキッシンジャーがトランプ政権の黒幕なの?」を読んでくれれば嬉しい)

  そうそう、今日30日の毎日新聞夕刊の「牧太郎の大きな声では言えないが」で、サーカスの像の曲芸が動物虐待だ!という過剰な「動物愛護」に反対した。サーカス好きの僕としては、当然だ。これも読んでくれ。

<何だか分からない今日の名文句>

そこは「神から与えられた地」