実は米朝首脳会談は米中の戦い?垣間見た「朝鮮半島の哀しさ」

 歴史的なことは分かるけど「朝鮮半島の完全非核化」の道筋は見れなかった。

 外交の素人の当方が予想した通り(表現はどうあれ)トランプ大統領は「北の核」を曖昧にするしかなかった。

 アメリカ経済第一主義のトランプは「非核化の段階」に合わせて「3万強の在韓軍隊」を減少したい。目的はそれだけである。

 謂わば「歴史的な軍縮」を目指した、ということだ。

 北に対する経済支援は韓国と日本に任せれば良い。拉致問題を抱える日本に、頃合いを見て「3兆円、いや、5兆円出してやれ!」と言うんだろう(笑)

 それにしても、朝鮮半島は気の毒である。

 韓流時代劇のファンだから、分かるのだが朝鮮半島の歴史は「中国に蹂躙された歴史」である。

 エアチャイナの飛行機で、シンガポールに飛んだ「金正恩」。帰りの飛行機に乗ってきた「中国の官僚」に会議の模様を報告した。

 中国は金正恩に「在韓米軍の撤退」が議論になったか?それを知りたい。

 今でも、北朝鮮は中国の属国だ。

 日本もアメリカの属国だが、日本は豊かだ。北朝鮮は「貧しい属国」だから、哀しい。

 気の毒な想いだけが、残った「米朝会談」だった。

<何だか分からない今日の名文句>

アメリカの、中国の「核」は

何故、許されるの?