「おわら風の盆」を楽しむ

 27日は新潟から富山に転戦。朝、名立で豪雨。親不知で小雨。朝日町で快晴。

 各地で、若干の政治向きの取材。たまたま、安倍首相が来県していた。

 富山県では自民党国会議員が3対2で「安倍支持」と「石破応援」に分かれている。小泉進次郎と親しい議員は「石破支持」だ。

 取材の最中、電話で某誌からインタビューの申し込みを受けたが、今回の総裁選は「狙い」がよく分からないので断った。ゴメンなさい。

 県内で一泊。夜 「おわら風の盆」を楽しんだ。

 富山市八尾地区で毎年9月1日から3日まで行われる「おわら風の盆」。8月20日から31日は「前夜祭」になっている。で、27日は「諏訪町」連中が踊った。

 「越中おわら節」の哀切な旋律にのって、坂が多い町の道筋で、男女の踊り手たちが無言で踊る。

 艶やかではあるが、哀調のある胡弓の調べ。どことなく寂しい。悲しい。

 地元の人に誘われたのだが、夏の間、毎日どこかで「前夜祭」が行われている。この夜、見物客が500人以上。

本番は3日間で25万人ぐらい集まるそうだ。

 「風の盆」が終われば……夏も終わる。

 <何だか分からない今日の名文句>

無言の踊りに「豪雪」を感じる