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共同通信の二人に金メダル!「現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性」をスクープした!

 2020年4月、ある高齢女性(僕と同い年の70歳代)が、兵庫県尼崎市のアパートでひっそりと独りで亡くなった。女性の身元が分かる遺品はなかったが、自宅の金庫には現金約3400万円が残されていた。

 いったい、この女性はどんな人物だったのか?

 共同通信の武田惇志、伊藤亜衣さんの二人の記者が興味を持ち、徹底取材した。

 その結果が「現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性 一体誰なのか?「行旅死亡人」のミステリーを追う】という大スクープになった。

 21日に発信された「追跡記事」を読んで、何度も何度も感動した。

 警察も探偵も身元を明らかにできなかった「行旅死亡人」を、遺品の印鑑に刻まれた「沖宗」という珍しい姓を手がかりに、徹底的に洗い出したのだ。

 インターネット上の情報では、「沖宗」姓は全国に100人程度しかいないというが、それにしても、調査は難航した。でも、二人は諦めない。

 そして、二人の記者は、この「行旅死亡人」の身元を特定した。

 そこには、いくつもドラマがあった。彼女の波乱万丈の人生。かなり厳密に「秘密」を紹介することが出来た。

 人生って、何だろう?

 読み応えがあった。小説よりも面白い。

 ぜひ、読んでくれ!

 (https://nordot.app/861908753767972864?c=39546741839462401

 今、全国で行方不明者は約8万7千人。

 本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者、つまり「行旅死亡人」は年間600~700件が官報に公告されている。

 何らかの事情で地縁や血縁から離れた末、人知れず亡くなる人々。そこには「ドラマ」が転がっている。

 今回の二人の報道は「孤独の一生」を追った、画期的な調査技ではないか! 

 天晴れ!あっぱれ!

 二人の記者に金メダルをあげたい気分だ。

<何だか分からない今日の名文句>

本物の記者は「無冠」で結構!

「発表記者」だけが出世するけど(笑)