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盛大だけど“遣る瀬無い”大須賀瑞夫君の通夜

 12月7日夜、横浜市青葉台の「ほうさい殿」で、大須賀瑞夫君の通夜。盛大だった。

 早稲田大学ジャーナリズム研究会OB、毎日新聞社長、中曽根康弘元首相……数々の献花が「彼の一生」を思い出させる。

 彼の著作がロビーに並べられていた。「良い仕事」に恵まれたのだろう。(一緒に創った「首相官邸」も並んでいた) 「物書き」としては幸せな一生だったのだろう。

 早稲田の新聞学科の仲間が多かった。「高山」が色々なことを教えてくれた。

 彼と大須賀は仲が悪かった、と話した。二人とも「新聞記者」を目指して勉強した。卒業して「高山」は大阪読売新聞社に採用されたが、大須賀は所謂「毎日浪人」(当時、毎日新聞が大学生に人気が抜群で、多くが浪人して翌年、受験したものだった)3度目の受験で、大須賀は毎日新聞社に入社した。

 大須賀にとって「新聞記者」は夢だった。「新聞記者」は正義だった。

 ところが「高山」はサッサと「読売」を退社してしまう。その理由は……当時「金満家」と評判の「I」さんの妹さんと結婚。「金儲け」の道を選んだ。

 大須賀は、その生き様が気に入らなかったのだろう。長いこと、二人は喧嘩状態だったらしい。

 「最近、仲直りしたんだ」と「高山」が打明けた。で、以前より仲良くなったらしい。

 「遺体を見せてもらったが、痩せていた。びっくりするほど、痩せていた」と彼が言う。大須賀は体格の良い男だったが……。

 「死因は?」と聞いたら「新聞には肺炎と書いていたが、身体中、ガンだらけだった。最後は肺に膿が出来て、奥さんの話では、苦しんだらしい」と「高山」は涙ぐんだ。

 癌は恐ろしい!

 でも、人間、必ず死ぬんだから……仕方ないか。

 でも、でも、切ないなあ。

 <何だか分からない今日の名文句>

人は必ず死ぬ。

だからこそ、どう生きるべきか?