日本国の元首は誰？
２９日の某所で、憲法の勉強会に参加した。
最近、全国各地で、この種の勉強会が開かれているのは歓迎である。
集会の後、講師を務めた女性弁護士に「日本の元首は誰なのか？」と質問した。
彼女は、即座に「日本には元首はいません」と言われた。が、僕は、それは間違っていると思う。
憲法１条から８条までの「天皇」に関する規定を読めば、今の憲法でも「天皇は国の象徴であり、同時に、外交関係において国を代表する機能を持つ元首である」と判断すべきだと思う。
憲法９条を守る立場で、この女性弁護士とは意見が一致するが「日本に元首がいない」というのには無理があるように思う。
昨今は、 まるで、自分が「日本の元首」になったように振舞う安倍さんに「天皇が元首だ！」と言いたい気分だけど（笑）
ちなみに、安倍・自民党の改憲草案は「天皇が元首」と明記している。
僕は、それにも、反対だ。
「象徴」という言葉に「限定的な、外交上の機能だけを持つ元首」の意味がある、と判断すれば良い。改憲の必要はないと思う。
来年の夏は「憲法改正」が最大の政治課題になる。
護憲の仲間は、もっと勉強し、理論武装しなければ……と、痛感した。
さて、明日は「うるう秒」。
地球の自転速度が厳密には一定ではないために起きる「時間のずれ」を調整するための１秒。
７月１日午前８時５９分５９秒と９時００秒の間に「５９分６０秒」が挿入さえる。これが「うるう秒」。
へんなことが起こらないと、いいのだが。
＜何だか分からない今日の名文句＞
もちろん、主権在民だけど