Author Archives: 牧 太郎

北海道では雪が降るGW。「月刊Hanada」が届いた

 GW初日の29日。北海道では雪が降っているらしい。特別、珍しいことではないが、本震、前震、余震の呼び名がクルクル変わった熊本地震の後だけに異常気象を感じたりする。

 今、29日午前7時。室蘭で積雪10センチ。吹雪くかも知れない。

 「月刊Hanada 2016年6月号」が送られてきた。

 『月刊WiLL』(ワック・マガジンズ)が編集方針の違いを理由に、編集長の花田紀凱さんを解任。それを受けて編集部全員(5人)とDTP担当者がそろって飛鳥新社に“電撃移籍”した。

 穏やかではない。ワック・マガジン側は、その移籍に対し、3月23日、WEB月刊『WiLL』“読者の皆様へ”で「辣腕編集者だけによきライバルとして送り出したいと思います」と余裕を見せた。

 で、届いた「月刊Hanada」はタイトルを変えただけで、体裁も、内容も「WiLL」とそっくり。

 「総力大特集 本当は恐ろしい日本共産党」。安倍政権の応援団は変わらない。

 で、新しい「WiLL」の方は「皇位継承・皇太子さまへの諫言」「ビッグ対談・曽野綾子×渡部昇一豊かな国の、こころ貧しき人々」

 「石原慎太郎×能勢伸之」北朝鮮暴走ミサイルに金正恩「斬首作戦」ーーという、これも保守雑誌に変わりない。

 なぜ、喧嘩別れになったのか。

 ワック・マガジンズ側は、花田さんの際限のない増ページで、年間約三千万円以上の損失があったこと、AV監督の人生相談、爆笑問題の対談など、本来『WiLL』にそぐわない記事が増え、編集方針が合わなくなっていた、などを理由に挙げているが、真相は分からない。

 しかし、3000万の赤字は出版社に取って、かなり痛い。これが最大の理由だろう。

 同じような右翼雑誌が二冊。両者の戦いで、多分、赤字雑誌が2冊になるだろう(笑)

 さあ、今週は天皇賞・春。メンバーが揃っている。当てるぞ!

<何だか分からない今日の名文句>

「趣味は雑誌」対「雑誌は商売」