Author Archives: 牧 太郎

御用新聞「読売」の記者は気の毒だ!

 普段、読売新聞はよく読んでいないので、気がつかなかった。

 6月3日の読売新聞。原口隆則社会部長が「次官時代の不適切な行動は、メディアが報道すべき公共の関心事である」という言い訳記事を書いていた。

 気がつかなかった。

 いうまでもなく、前川前次官が「出会い系バー」に出入りしていた事を読売新聞だけが書いた一件。社の最高幹部から「言い訳記事を書け!」と言われたのだろう。

 安倍首相の改憲インタビューを独占報道し、安倍首相が国会で「私の考えは読売新聞を熟読すればわかる」と前代未聞の答弁をした。それ以来、読売新聞は安倍首相の「下僕」になり下がった。

 「出会い系バー」の記事を書かされた記者は「悔しさ」で涙を流した、という情報を聞いた。

 そればかりか、社会部長までが「言い訳記事」を書かねばならない。気の毒である。

 6月に入って、日本は「マトモな新聞」と「御用新聞」にはっきり分かれた。

 この言い訳記事の締めは……

 「私たちは、これからも政権・行政の監視という報道機関の役割を果たしていく」

 よく言うよ!

 梅雨に入った。右寄りの月刊文藝春秋も、特集「驕れる安倍一強への反旗」。

 来週はネットの趨勢が……鍵?

<何だか分からない今日の名文句>

「忖度する新聞」ではない!

本当は 「安倍、言いなり新聞」