俺って、生きているだけで「老害」?

18日朝の新聞で知ったが、1972年の「あさま山荘事件」で、連合赤軍が人質に取った管理人の牟田泰子さんが亡くなったらしい。85歳だった。

 あの時、「社会部サツまわり」だった俺は山荘の近くで取材を続けていたが、約5メールしか離れていない場所で、警察官が殺されたりした。

 怖かった。

 「26歳で殺されたら……生まれた甲斐がない」と現場から「逃げよう」と何度も何度も思ったりした(笑)

 その俺が81歳。この事件の関係者も少なくなった。

 ここ数日、風邪気味。

 外出を自粛して、「ニューズウィーク日本版 11月25日号」を読む。

 【Special Report】は【世界も「老害」戦争 アメリカもヨーロッパも高齢化が進み 未来を担う若者が「犠牲」に】

 米シンクタンク「年問題研究所」の分析では、アメリカの高齢者一人当たりの政府支出は3万7000ドル。

 これに対して19歳未満の若年層には7300ドル。およそ5対1。

 アメリカでも「年寄り」は恵まれている。

 日本でも、我々80歳代は年金を貰って、まあ、それなりの「豊かな生活」が出来る。

 この「年寄り」vs「若者」格差。世代戦争が起こってもおかしく無いが……この特集では、やたら「老害」という言葉が登場する。

 生きてるだけで「老害」と言われると……俺だって、腹が立つ(笑)

 <何だか分からない今日の名文句>

  「老害」と言われない3原則

  ①過去の成功に固執しない

  ②自慢話はしない

 ③変化を受け入れる