大臣に盾を突く女性検疫官の正論
 28日午前、参院予算委員会は「新型インフルエンザ対策に関する集中審議」。参考人として出席した女性厚労省職員が政府の対策をあからさまに批判した。

 その女性は空港検疫官、木村盛世さん。「政府の対策は、米本土などからの旅客便を対象に一律に行った機内検疫(水際対策)に偏りすぎた。マスクをつけて検疫官が飛び回っている姿は国民にパフォーマンス的な共感を呼ぶ。そういうことに利用されたのではないかと疑っている」と批判した。

 威勢の良い公務員だ。社長に盾を突く社員みたいな言動。覚悟がいる。

 政府のパフォーマンス? 確かに、そんな感じを受けた国民も多いだろう。毎日毎日、麻生さんのダミ声で「冷静な対応をお願いします」と聞かせれ、うんざりしているのだから・・・。

 麻生内閣の対策が国民から支持されていないとすれば、システムに問題がある。欧米では「感染症対策」は独立した部門で、本来の厚生行政と切り離されている。プロが予算と行政権限を持ち、敏速に事務処理に当たる。アメリカの場合はCDC(疾病対策センター)である。

 ところが、日本は独立した組織がない。この分野ではド素人の大臣閣下が常に全面に立つ。方向違いの指示を出しては、混乱させる。現場から批判が起きても仕方ない。

 麻生さんは「厚生労働省の再編」を言い出し、閣僚、族議員の反対で頓挫したようだが、厚生行政では「専門家の意見が尊重されるシステム」がどうしても必要だ。

 このまま、新型インフルエンザは終息するにしても、秋には第二派が来るかもしれない。早く、システムを整理しなければ・・・。

 それにしても、厚労大臣閣下は忙しすぎる。気分転換も出来ないだろう。大臣になってから、大好きな競馬も見ていない様子だ。(昔は一緒に大井に行ったのに)

 そうだ! 31日は日本ダービーだ。

 皐月賞馬アンライバルドが大外枠の8枠18番を引き当てた。大外枠は91年トウカイテイオー、97年サニーブライアンが2冠を達成した絶好枠。01年ジャングルポケットも勝っている。

 8枠18番のアンライバルドが二冠制覇を成し遂げるかもしれない。

 厚労大臣閣下も、総理大臣閣下もダービーを観戦したらどうだろう。気分転換になりますよ。

 多分、雨もあがって、31日は絶好の競馬日和。ご家族、一緒に緑のターフで、会いましょう。

<何だか分からない今日の名文句>

競馬場は「勇気をもらえる小旅行」


| 牧太郎 | 10:25 | comments (x) | trackback (x) | 編集長ヘッドライン日記 |
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