古都の雨
 京都のホテルで、朝まで「世界週報」を執筆。途中でテーマを変えたので、時間が掛かった。窓から外を見ると雨。仕方なくベットに横になる。眠たい。ただ眠たい。

 昼、目が覚めたが雨。雨が降ると、右半身不随の当方、傘がさせないから外出できない。ちょっとサイフが不用意なので、タクシーも使えない。「おけら」になった翌日は最悪である。

 で、また眠る。嗚呼、味気ない。折角の古都の一日なのに。宝塚記念は「大損でも気分爽快」と思ったが、一夜明けると、カネがないのは首がないのも同じ。身動きできない。我慢、我慢、辛抱、辛抱。

 夕方、ベットでボサッとしていたら、ヤッとATMの存在に気づいた。俺、どうしたんだろう。ATMでカネが下ろせるのに。何故、こんな簡単なことに気づかなかったのか。徹夜で原稿を書いていたので、頭が空っぽになったのか。ともかく、斑ボケ的状態?である。

 カネを引き出して、小雨の三条通り辺りを散策。床屋に行きたい。頭を洗いたい。行けども行けども、床屋の赤、青、白のサインボートが見つからない。どうしたんだろう。しばらくして「月曜日」と気づく。床屋は全国的に月曜日はお休み。まだ、斑ボケ?

 京都駅構内の床屋でシャンプー、髭剃り。さっぱりしたところで、祇園新橋通りの「清水」へ顔出し、水菜サラダで一杯。「一人で寂しそうですね」とオヤジに言われ「良いスナックでも紹介してくれよ」。

 で、美人のママが迎えに来てくれた。演歌歌手のような艶やかな和服姿。祇園・中末吉町のビルの三階「凛々」のママ。ふくよかな、気さくな女性だ。建築関係の専門学校に通う美紀クンが相手になってくれて約30分。娘と言おうか、孫と言おうか‥‥ともかく若い女の子と話すのは久しぶり。

 ホテルに帰って「アッ?スポニチの“おけら街道”を書くのを忘れていた!」。で、またぞろ、深夜の執筆になってしまった。

<何だか分からない今日の名文句>

しばし「辛抱」という棒を飲む

| 牧太郎 | 06:01 | comments (x) | trackback (x) | 編集長ヘッドライン日記 |
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