2006-06-28 Wed
午前9時過ぎに京都を発って、新幹線で帰京。途中、何度か、社から問い合わせがあった。夕刊のコラム「大きな声では言えないが・日銀の前科?」について、デスク陣が十分、精査してくれたお陰で、無造作に書いてしまった「形容詞」を削除することが出来た。どうしても必要な「形容詞」でもない。テンポを取るような役割で書いたのだが、この「5字の形容詞」のお陰で、イチャモンを付けられると面倒だ。時事モノのコラムには神経を使う。
そのコラムの主人公・福井さんの金融資産が公表された。夫婦で資産3億4000万円。多いのか、少ないのか、僕には分からない。ちょっと気になるのは、奥さんが00年8月に購入した阪神電鉄株2000株。村上ファンドと関係が深い株だ。
それより気になるのは、このコラムでも触れたが、最大の焦点であるゼロ金利解除の行方の見通しが不透明であることだ。海外では「総裁辞任」の憶測から円が急落している。(22日のニューヨーク外国為替市場では「福井総裁が48時間以内に辞任する」とのうわさがかけめぐり、1ドル=116円台まで売り込まれた) 日銀総裁の信頼低下は国境を越えている。だから、小さなコラムでも神経を使う。
政府に「借り」をつくった日銀は、簡単には利上げに踏み切れないのか。それとも、政治圧力に屈しない姿勢を誇示するために、早めに「ゼロ金利解除」を打ち出すのか。
京都に行っていた留守中に、親しい同僚から日光名物の湯葉が送られてきた。日光は奥さんの出身地らしい。
同僚は「55歳検診」で腎細胞ガンが発見され手術した。病院生活2週間、自宅での静養が3週間。職場復帰した。
手紙がついていた。「早期発見で第一ステージ」とある。良かった。思いもよらぬ闘病で、家族の絆、特に奥さんの「ありがたさ」を痛感したらしい。家族の絆。幸せである。彼が論説室に戻って、我が社の外交、防衛モノは一段と深みを増す。
彼が退院して、すぐ自宅に見舞いに行ったが、手ぶらだった(半身不随で持てないので)。それなのに、ワザワザ気をつかって貰って恐縮。近々、仲間と快気祝いをするか。
<何だか分からない今日の名文句>
ガンで連帯する夫婦、金融で連帯する夫婦
| 牧太郎 | 09:00 | comments (x) | trackback (x) | 編集長ヘッドライン日記 |