金丸事件に似ているぞ!
 ないないと言われた小沢サンの再聴取。1月31日午後、都内のホテルで約3時間にわたって行われていたらしい。

 もちろん被疑者としての聴取。逮捕された3人の元秘書らの供述との矛盾点が調べの中心だった。捜査は「詰めの段階」に入ったのだろう。

 ただ、ちょっぴり心配なのは・・・対決しているハズの「小沢VS検察」が闇取引? で「幹事長を辞任すれば、小沢サンは立件しない」で妥協するのではないか? そんな気がする。

 過去に、よく似た疑獄事件があった。1992年に発覚した東京佐川急便事件。当時の自民党副総裁・金丸信さんが佐川急便から5億円のヤミ献金を受け取っていたことが発覚。彼は8月27日に突然、緊急記者会見を行い、副総裁職の辞任を表明した。

 特捜部は金丸さんの事情聴取を求めたが、金丸さんはこの要請に応じずに政治資金規正法違反を認める上申書を提出した。副総裁辞任と上申書で勘弁しろ! というインチキ。特捜部は事情聴取せずに9月に略式起訴。金丸さんは東京簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受け、捜査は終わった(その闇取引に、金丸さんの子分・小沢サンが動いたという証言もある)。

 その時のことを思い出すと、今回も? という気持ちになる。

 実は金丸事件は終わらなかった。世間は「闇取引」を許さなかった。地検は国民から凄まじい批判を受け、検察庁の看板にペンキがかけられこともあった。

 結局、東京国税局が金丸サンの妻が死亡した際に受け取った遺産に着目、日本債券信用銀行の割引金融債「ワリシン」の一部が申告されていないという事実を突き止め、翌年、東京地検は金丸さん本人と秘書を任意聴取。金丸さんは議員辞職に追い込まれた。

 今回の小沢事件は、これによく似ている。果たして、特捜部は徹底捜査出来るのか?

 さて、世間は「朝青龍は辞めろ!」の大合唱だが、僕は「政治家の嘘」の方が質が悪いと思っている。そこで、2日夕刊のコラム「大きな声では言えないが」では「嘘の品格」について書いた。読んでくれ。

 そうそう、相撲協会の理事選。1月17日朝のTBSラジオ「牧太郎のザ・コラム」で貴乃花を応援して「9票集まった!」と話したが、めでたく当選。本当は決選投票になると思ったが、10票で、すんなり決まった。

 さて、お手並み拝見!

<何だか分からない今日の名文句>

疑獄捜査は・・・最初は正義 最後は世論


| 牧太郎 | 10:00 | comments (x) | trackback (x) | 編集長ヘッドライン日記 |
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