日本魁新聞社 | 今日は何の句? | しりとり俳句投句板 | Q&A掲示板 | 添削メニュー

第14巻埋字しりとり5句目 2004.5.14

サイダーの王冠はるか金バッヂ

<五十雀>



サイダーの王冠を胸に金バッヂにした記憶、そんななつかしさを持っている人はいませんか。思い出がよみがえってくるでしょう? 俳句は、回想よりも現在を詠むことが大事、それは確かにそのとおりなのです。でも、なつかしく思い出す大事な記憶は誰にでもあるもの・・・。それを思い出させてくれました。原句は「サイダーの王冠あの日金バッヂ」でしたが、少し直しました。



【寒太俳句噺(86)】


はやいものですね。「三周の金の鐘鳴る寒太塾」と悠さんが詠んでくださいましたが、もう三周年なんですね。この調子でいくと、あっという間に5年、10年と経ってしまいそうで怖いですね。このあたりで、またちょっと「しりとり」の続け方など、変化をもたせたいな、と思ってはいるのですが、相変わらず忙しさにまぎれています。この巻はとりあえずこの方式で終わりまですすめて、そのころに、新しい方法に移行できたら・・・と、思っています。もう少し、お待ちください。





さて、第14巻・5句目のお題

「金」の選考経過です。


最終選考に残った句には★、ほかに◎、○、無印、の4種で、予選結果を掲げます。


 1)沈黙は金石の上にも三歳なる <ルナ>

 2)金曜日気合入れたる薄暑かな <尚々>

○3)真白なるヨット遥かに金門橋  <弓人>

◎4)噴水の輝く金の踊りかな <たまご>

 5)金泡の福飛び交えりビアホール <悠>

○6)出来ちゃった婚の薄暑や金屏風 <寿々女>

◎7)五月雨や金管楽器の音沈む <美加>

 8)金杯の重き光りや夏相撲 <章文駄>

 9)金粉が旬を彩る鯛素麺 <ちびすけ>

○10)使はれぬ金のクレオン虹の窓 <TOPPO>

 11)針金のような二の腕衣更  <稚笑>

 12)若葉風峠を越えて金の汗 <おだまき>

 13)金髪も茶髪も混じる夏ライブ  <青い鳥>

○14)金色のシャワーとなりぬ西日かな <ゆらぎ>

○15)ただいまを 口にしたくて 金魚飼ふ <飯吻>

 16)金糸猴子に乳含ませ昼寝をり  <茜>

 17)金の輪や水遊びのふたりの頭上  <瑞葉>

 18)わが胸に今日金色の薔薇一輪 <四度>

○19)涼やかに金の鈴の音根付けかな  <風太>

◎20)金色の穂波さざめく麦の秋  <DORA >

○21)金閣の逆さに揺れし青時雨  <釣人>

 22)鵜飼火の虚ろに揺れる金華山  <保母 保>

○23)金策に走る母の背行々子  <千絵>

 24)金網に寄り添うようなスイカズラ <ぱろぱろ>

★25)サイダーの王冠はるか金バッヂ  <五十雀>

     *原句は「サイダーの王冠あの日金バッヂ」

 26)暑き夜の赤ペンまみれ金瓶梅  <かっちゃん>

 27)鼻先のフンコロガシも黄金虫  <猫のくり>

    以上、選出句は27句でした。


このサイト上のすべての画像及び文章の一切を無断引用、再利用、再配布することを禁止します。

またすべての著作権は石寒太に帰属します。
2001.Copyright,haiku@maki-taro.net